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土門拳写真美術館で 「青写真ワークショップ CYANOTYPE WORKSHOP」を行いました
先週、9月20日(土)は、土門拳写真美術館で「青写真ワークショップ CYANOTYPE WORKSHOP」の講師を務めました。ご参加くださったみなさま、土門拳写真美術館のみなさま、良い機会をありがとうございました!今回のワークショップは、午前と午後の1日を通して、身近な草花などを用いて像を写す「フォトグラム」と、デジタルネガフィルムを用いた「青写真プリント」の、2種類の作品を制作しました。
午前中の座学で、写真の歴史、原理、表現手法と、青写真の制作について学んだあと、19世紀に青写真(サイアノタイプ)が発明された時と同じように、感光液を塗布して印画紙を手作りし、午後はプリント制作をしました。
この日は曇り空でしたので、室内で露光機をメインに使って制作しましたが、屋外で1時間以上露光をして、フォトグラム作品を制作することもできました。曇りのやわらかい光でしたので、露光時間は長くかかりましたが、たくさんの素晴らしい作品が生まれて、とても感銘を受けました。1日かけて写真制作の楽しさを、私も一緒に味わいました。本当にありがとうございます。
10月5日まで、土門拳写真美術館のエントランスで、「青写真ワークショップ みんなの作品展」が開催中です。ぜひご覧ください。(9月25日は休館です)
《作例》
(左)《草のフォトグラム》2018年
(中央)《酒田港と鳥海山》2025年
(右)《ハンカチの木》2025年 作例制作:千葉奈穂子
(写真撮影:王 憶冰さん) 午前中の座学の様子
(写真撮影:王 憶冰さん)
二種類の薬品を混ぜて感光液をつくり、今回はワトソン紙に感光液を塗布して、サイアノタイプの印画紙を制作しました。露光は、太陽光と露光機、両方を使いました。水洗して乾燥させたらプリントは完成です。みなさんでおたがいに、新作を鑑賞しました。ありがとうございます!
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