2011年の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の後7年間、千葉は縁あって福島県南相馬市内の集落に通い、地域の方々から伺った話をもとに、震災以前からある地域の文化や信仰、震災後の暮らしや環境の変化を撮影し続けてきました。
この写真集は、写真と映像とエッセイの朗読で綴った映像作品『Seaside Town 浜辺のまち』を書籍化したものです。遠い過去から紡がれてきた福島の暮らしと、変貌する海沿いの風景を前に生きる人々の心を表しています。

 

*千葉奈穂子映像作品「Seaside Town 浜辺のまち」の日本語版(2012－2017年制作、*2023年再編集)は、はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2016、福島写真美術館プロジェクト、文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業の一環として製作しました。2019年、この作品の英語版も製作しました。

映像作品「Seaside Town 浜辺のまち」は、現在も各地で上映を続けています。

 

著者：千葉奈穂子
発行：千葉奈穂子
2021年5月発行
仕様：B5サイズ/50ページ/カラー
¥1,650（ 税込）

 

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