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『フィンランドと日本のアーティスト’Artistic team Laavu’の活動報告会』を終えて
9月22日に岩手県盛岡市内で行われました「フィンランドと日本のアーティスト’Artistic team Laavu’の活動報告会」(カイサ・ケラター&千葉奈穂子のトークイベント)と、「フィンランドと日本のささやかな文化交流会」にお越しくださったみなさま、ギャラリー彩園子と盛岡市中央公民館のみなさま、この会を支えてくださったみなさまに、本当に感謝しております。Artistic team Laavuの三人の最近の活動と共同研究について、駆け足でしたがお話をすることができました。ありがとうございます!
カイサ・ケラターさんは最近のプロジェクトのLand Body Ecologiesの活動について、また今回日本に来ていませんがアンティ・ユロネンさんの最近の活動として、デンマークのTickonという環境芸術公園に展示した作品「Hidden Power」などについてご紹介しました。私は南相馬で制作している作品「Seaside Town 浜辺のまち」の続きのお話をしました。それは、震災後に除染や復旧工事で大きく変化する環境の中で、地域の方々が日々大切にされている土地との関わりと、ものづくりについてです。
ささやかな交流会では、カイサさんと私が、私の父の家のある岩手県花巻市東和町を訪れて、考えたことをお話しました。東和町の土沢祭り、遠野市ではしし踊りや遠野南部流鏑馬、土淵の山口集落では山口の水車の中を見せていただきました。また、近くの河童淵で水の音を聞いたときに思い出した様々なお話をご紹介しました。フィンランドと岩手の自然、伝説、生活文化のさまざまなお話をみなさんとすることができて、本当に良い機会になりました。ありがとうございます。
TICKON – Tranekær Internationale Center for Kunst og Natur