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佐伯一麦さんの新刊『ミチノオク』(新潮社)が発行されました。カバー写真は「遠野道」です。
佐伯一麦さんの新刊『ミチノオク』(新潮社)
装幀:
新潮社装幀室/装幀、
千葉奈穂子《父の家 My Father’s House》より「遠野道」、成島和紙にサイアノタイプ、2007/2016年/カバー写真
新潮社さんのウェブサイト
https://www.shinchosha.co.jp/book/381406/
小説家の佐伯一麦さんの新刊 『ミチノオク』が、新潮社さんから6月27日に発行されました。
岩手の遠野郷、山形の月山道や飛島、福島の会津磐梯山、秋田の西馬音内や苗代島など、、東北地方を巡る9つの章が綴られています。震災とコロナ禍のさまざまなお話や、土地と人々の間で蘇ってくる記憶から、ミチノオクのほうへと惹き込まれていきました。私の生まれ育った岩手や、今住んでいる酒田、震災後に通った福島のことなども重なりました。
本は、新潮社装幀室さんの素敵な装幀で、カバーと扉写真に、私の写真作品《父の家 My Father’s House》より、サイアノタイプ(青写真)の「遠野道」を使ってくださいました。初めてこのような機会をいただいて、本が出来上がったとき、感動しました。
本当に感謝しています。
多くのみなさまに本が届くことを願っています。ぜひお手にとっていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いします!
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‘Michinooku’ by Saeki Kazumi
Publishing: Shinchosha Publishing Co, Ltd.
Book design: Shinchosha
Cover photograph: Naoko Chiba, From the series of My Father’s House, ‘The Road in Tono’, Cyanotype on Narushima Washi Paper, 2007/2016
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